事業概要
  

長野の成功モデル

1986年にスタートした信州コミュニケーションズが提供するブルーカードは、会員数約50万人、加盟店数486店舗、年間取扱高605億円、世帯普及率40%の地域一番のポイントカードに成長しました。

ホームセンターの綿半ホームエイド、書店の平安堂、百貨店のながの東急、GMSの東急ライフ、靴のシューマート、紳士服のアオキ、ファッションのロン・都、タクシーの中央タクシーなどの地元資本の有力事業者が加盟店として参加し、相互送客による県内異業種強者連合が形成されています。

大手アライアンスによるポイント連合の形に似ていますが、地域を軸に結びついた「地域共通カード」という運営ポリシーを守ることによって「地域循環型のポイントサービス」を実現していることがブルーカードの特徴となっています。

地域資本による地域内の勝ち組連合を形成することによって、ナショナルチェーンの地域参入や大手ポイントネットワーク参入の脅威に対して、有効な参入障壁を形成しつつあり、参加企業の地域内でのポジションを盤石なものとしています。

ブルーカードの実例

図解1

会員数/47.6万人(有効)、世帯普及数/80%(北信地区)、加盟店数/486店、年間流通総額/605億円(2013年3月末時点)

【主な加盟店】
ホームセンター/綿半ホームエイド(16店舗)、GMS/ながの東急ライフ(1店舗)、 書店/平安堂(17店舗)
靴チェーン店/シューマート(19店舗)、 アパレル/AOKI(21店舗)、ロン都(22店舗)、 デパート/ながの東急

加盟店間の利用履歴を活用したプロモーション展開により、共通カードの効果を最大限に発揮し、加盟店での増買に貢献。
加盟店共通で利用可能な商品引換券(ブルカ券)は2月と8月の年2回郵送し、その発行数は118万枚=5.9億円(2012年度送付分)を超える。

加盟店 年商/県内店舗数 時期
綿半 486億円 2012年3月期
ながの東急百貨店 ながの東急
ライフ 238億円 2011年1月期
平安堂 90億円 2011年度
AOKI 21店舗 2013年3月現在
ロン都 22店舗 2013年3月現在
シューマート 103.7億円 2012年1月期
中央タクシー 14億円 2011年度